職場で感じる慢性疲労とは

日常生活でどんなにつらいことがあっても、常に笑顔を要求される看護師の仕事。看護師の笑顔に元気をもらい、症状のつらさなどが幾分やわらぐ人も多いはずです。しかし、看護師の仕事は想像以上にハードな仕事。入院設備のない病院での日勤であれば、まだ生活リズムが作りやすいので、肉体的や精神的に疲れても規則正しい生活をして休みを取ることができ、疲れが解消します。しかし、入院設備のある病院では夜勤業務があるので、勤務シフトが複雑なことなども精神的ストレスの原因になっています。夜勤があると、疲れを取るための十分な休息を取ることが通常より難しく、毎日少しずつ疲労がたまっていき、気がついたときには治すことも難しいほどの疲労がたまってしまいます。この疲労の状況を慢性疲労といい、実に今仕事をしている看護師の7割ほどが慢性疲労で悩んでいると言われています。看護師が職場で慢性疲労を感じる原因となるのは、次のような条件が毎日のように重なることからきているといわれています。

・ハードな業務内容
看護師の仕事は、非常に肉体的な労働が多いです。また、ほぼ一日中立ちっぱなしというのも関係しています。その上に、薬剤や治療内容、患者さんの名前など、一つ間違うと患者さんの命に関わってしまうようなミスが許されない世界であるため、肉体的にも精神的にもつらい仕事であるといわれています。
・笑顔や複雑な人間関係
過酷な仕事を強いられている仕事にもかかわらず、看護師は常に笑顔で患者さんに接することを求められる仕事です。患者さんを不安にしたり不快にしたりしないための配慮ですが、看護師も人間なのでどうしても笑顔が出せないときもあります。それでも無理やり笑顔で接しなければならないので、非常に精神的苦痛を伴うことがあります。また、看護師でなくとも気の合わない職場の仲間と働くのは、精神的につらいです。看護師の場合、看護師同士という人間関係のほか、医師や医療スタッフ、患者さんとの関係、また患者さんを取り巻く家族との関係など複雑な人間関係が絡み合っていて、非常にストレスを感じやすくなっています。
・複雑な勤務シフト
入院設備のない病院で勤務している場合は日勤で固定されているため、生活リズムは比較的整っています。しかし、入院設備がある病院では、日勤のほかに夜勤や深夜勤、准夜勤など複雑な勤務シフトが多く、日常でたまった肉体的なストレスも精神的なストレスも、なかなかゆっくり取る時間がありません。

このような状況が重なって、看護師が職場で慢性疲労になる状態が多くなっているのです。〔関連サイト・・・看護師のための慢性疲労対策協会

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